やる気……欲しいですよね!
そんなあなたに、やる気が出る人と出ない人との違いをお伝えさせて頂ければと思います。
それは……
「愚痴を言わない」です!!
つまり、やる気がある人・ない人との違いとは、
愚痴を言わない・愚痴を言うの違いなのです。
それが出来れば苦労しない…そんな声が聞こえてきそうですが。
それでは、愚痴を言わないためにどうすれば良いか?
その秘訣はさまざまありますが、今回は一つのテーマに絞って話していきたいと思います。
それはずばり……
人目を意識するです!
いいですか、人目を気にする、ではないですよ。
むしろ、人目を気にしがちな人には、ポジティブな方向に意識変換してほしい点です。
あらかじめ、批判・非難されることを恐れて、やりたいことを我慢するのではなく。
逆に、肯定・賞賛される自分をイメージして、ありたい自分で行動していくのです。
この時に大事なことは、自分の周りの多くの人の目を意識するのではなく。
自分にとって本当に大事な人、尊敬する人、大好きな人の目を意識することです。
そしてさらに大切なことは、次のような質問を自分に問いかけることです。
今の自分の姿勢やふるまい、行動は、彼らに見せられるような自分であるだろうか?
そう意識すると、なぜか身がひきしまり、身体中から力がみなぎってきます。
これはなぜでしょうか?
色々考えられますが、一番大きいのは、人間の持つ「認められたい」という気持ちでしょう。
承認欲求、と言ってもいいかもしれません。
群れの中で暮らすことで生き残ってきた私たち人間は、ある程度人から認められる必要があります。
それがポジティブな方向に働けば、人目を意識して自分のふるまいを改め、やる気をもって行動に邁進できたりします。
ところが、これが高じてネガティブな方向に働くと、人目を気にして、過剰な自己抑制となり、自分の行動にブレーキがかかってしまいます。
こうなるともうやる気が出るどころの話ではなくなります。
この時大事なのは、その他大勢の人の目を過剰に意識するのではなく、自分にとって本当に大事な人、尊敬する人、大好きな人の目を意識することなのです。
彼らに対しては、自分の恥ずかしい姿、ぶざまな姿は、何が何でも見せたくない。
むしろ、自分の格好良い姿、魅力的な姿を見せたい。
そんな、自己顕示欲にも繋がる、自分の承認欲求を味方につけることなのです。
この両側面の意識は、その他大勢の人を意識した時と、自分にとって限られた人を意識した時とでは、その熱量がまるで違ってくるのです。
ここで、自分にとって本当に大事な人、尊敬する人、大好きな人は、何も実存する人物でなくても良いのです。
それは歴史上の人物でも、あるいは映画や小説、漫画、創作上の世界の人物でもいい。
なんなら、自分の想像するような人物でもいい。
それこそ、理想の自分、未来の自分でもいいのです。
究極は、神様、でもいいのです。
やり方次第で、いくらでも自分のやる気を高めることはできるのです。
日常生活には、さまざまな不平・不満の要素がここかしこに存在します。
楽しみにしていた旅行の日に限って大雨に降られたり、前の車がノロノロ運転をしていたり。
不愛想で対応の悪い接客をする店員、ぶつかってきても無言で立ち去る歩行者がいたり。
膨大な仕事量、理不尽な要求をしてくる上司、無理なお願いをしてくる同僚、権利ばかり主張してやるべきことをおろそかにする部下がいたり。
空気の読めない発言をする仲間、どうでもいい長話に付き合わせられる友人がいたり。
仕事ばっかりで少しも家庭のころを顧みない、あるいはそれこそ愚痴ばかりのパートナーがいいたり。
ちっとも勉強をしようとしないで遊んでばかりの子どもがいたり。
まさに、愚痴を言う機会などそれこそ山のように存在します。
そんな時に、自分にとって本当に大事な人、尊敬する人、大好きな人の目を意識し、自分のふるまいを見つめ直すのです。
すると。
やる気は出ないで愚痴ばかり言っていた自分から。
愚痴を言う代わりに、やる気が自然と出てくる自分がいることに気づくのです。
ここでまとめると、
やる気が出る人・出ない人との違いは、
愚痴を言わないか、愚痴を言うか、の違い。
そしてそのための秘訣は、
①自分にとって本当に大事な人、尊敬する人、大好きな人を意識すること
②彼らに対して、見せたくない自分、見せたい自分を意識し、ふるまい行動すること
以上参考になさって頂ければと思います。
それでもなかなか自分一人では、どうしてもやる気をもつことが難しい、という方は、お気軽にご相談下さい。
セッションの中で、本日述べさせて頂いた秘訣の詳細や、他のやり方についてお伝えさせて頂きます。